08.6.7日

2872号

評者池享

「永原史学」の全容を把握する──歴史像構成の課題を生涯をかけて追求した研究の軌跡

『永原慶二著作選集』全10巻

永原慶二 著

A5判・平均580ページ・セット定価169,575円
吉川弘文館


評者鶴岡真弓

「壮大な20世紀史──中世研究者の生涯と著作、思想をとおして」

『中世の発見
 ──偉大な歴史家たちの伝記

山ノーマン・F. キャンター著
朝倉文市・横山竹己・梅津教孝 訳

法政大学出版局

四六判・670ページ・本体7,500円



株式会社図書新聞

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評者平岡敏夫

「読書のしずかな喜びも、発見も批評も、ゆっくりと読むことから──博覧強記の著者による数多い逸話に満ちる」

『月光に書を読む』

鶴ヶ谷真一 著

平凡社

四六判・234ページ・本体2,000円


評者高崎俊夫

「一瞬一瞬に立ち現れる自身の反応に賭ける──野蛮な映画的教養にあふれたフレーズ」

『中原昌也 作業日誌』
 ──2004→2007

中原昌也 著

boid

四六判・414ページ・本体2,500円


『映画の頭脳破壊』

中原昌也 著

文藝春秋

四六判・240ページ・本体1,600円


評者可能涼介

「タブーなき日本人論へ──見えなくされた人々を可視とする力業」

『渡来の民と日本文化
 ──歴史の古層から現代を見る』

沖浦和光 川上隆志 著

現代書館

四六判・238ページ・本体2,200円


『イザベラ・バード「日本の未踏路」完全補遺』

高畑美代子 著

中央公論事業出版

A5判・190ページ・本体1,600円



『雲の都 第三部 城砦』

加賀乙彦 著

新潮社

四六判・478ページ・本体2,300円

評者菊地城司

「日本教育史研究に対するラディカルな問題提起──対象の多様性と複雑性の故か、研究としては中間報告の段階」

『各種学校の歴史的研究
 ――明治東京・私立学校の原風景』

土方苑子 編

東京大学出版会

A5判・365ページ・本体6,000円



評者戸田清

「シンガーの全体像をわかりやすく示す──「最も影響力のある哲学者のひとり」には違いない」

『シンガーの実践倫理を読み解く
 ──地球時代の歩き方』

山内友三郎・浅井篤 編

昭和堂

四六判・249ページ・本体2,300円


評者渡邉英理

「海人(ウミンチュ)たちが移動する複数の生の軌跡──「独立を発明する」ための確かな手掛かり」

『沖縄独立を夢見た伝説の女傑・照屋敏子』

高木凛 著

小学館

四六判・255ページ・本体1,500円


評者小山晃(本紙編集)

「続々と上がり続けるネオリベ批判の狼煙──大学無償化とベーシックインカムという論点」

『増補 ネオリベ現代生活批判序説』

白石嘉治・大野英士 編

新評論

四六判・319ページ・本体2,400円



評者小笠原洽嘉

「子ども虐待をめぐって学校教育のやさしさを問う──教師仲間が実践した記録を手がかりに」

『虐待された少年とともに
−―出会って5年・教師がみつけたこと』

平田治 著

一莖書房

四六判・192ページ・本体各2,200円


評者黒川類

「「普通の人間らしい考え」に触れる音楽は劇の要素を内包している──オネゲルについての初の本格的な論及」

『音楽のリパーカッションを求めて
――アルチュールオネゲル《交響曲第3番 典礼風》創作』

生島美紀子 著

行路社

A5判・204ページ・本体2,200円


『きちんとわかるナノバイオ』

産業技術綜合研究所 著

白日社

四六判・253ページ・本体1,500円


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