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評者◆ブレイディみかこ氏インタビュー
「おっさんの醍醐味」がわかる本――女性にこそ読んでほしい
ワイルドサイドをほっつき歩け――ハマータウンのおっさんたち
ブレイディみかこ
No.3457 ・ 2020年07月25日




■押しも押されぬ、泣く子も黙る大ベストセラー作家、ブレイディみかこ氏の最新エッセイ集である『ワイルドサイドをほっつき歩け――ハマータウンのおっさんたち』が筑摩書房より発刊となった。「もうかりまっか?」「ボチボチでんなあ」と一献酌み交わしながらブレイディ氏に話を聞いた、と言いたいところだが、さにあらず、英国はブライトンにいる氏にzoomでの取材となった。(インタビュー日・5月29日、聞き手・須藤巧〔本紙編集〕)

■価値観の転換が起きる兆し

 ――「ワイルドサイドをほっつき歩け」(walk on the wild side)と言われたら、ルー・リードのことを思い出さないわけにはいきません。一九七二年発表のロック史上に残るアルバム『トランスフォーマー』のA面ラストの曲です。また、サブタイトルは「ハマータウンのおっさんたち」で、これもやはりポール・ウィリスの名著『ハマータウンの野郎ども』(原題は「Learning to labour」。邦訳、ちくま学芸文庫。以下、『野郎ども』と表記)を思い出さないわけにはいきません。その原著は一九七七年に出ていて、ちょうどパンク全盛の時代です。
 一言でいえば本書は「おっさんの醍醐味」がわかる本だと思います。本書「あとがき」で、ベストセラーとなった『ぼ...







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