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第3598号 2023年07月08日 (土曜日)
今週の一面 「どこか」を越えて――海を見つめる者の先に見えているもの 奥堀亜紀子
書評その他 災害を記録しつづける――〈ままならなさ〉を含んだ「出会い」によって「駆動」された、震災の体験手記出版活動の記録とその分析 佐々木和子
書評その他 ヒューマニズムからパンヒューマニズムへ――19世紀のジョージア文学を読み解く 児島康宏
書評その他 公共哲学を信じる能力を回復する――リップマンの後期の思索を現代の日本によみがえらせる重要な訳業 井上弘貴
書評その他 「自由」はどういう都市をつくりだしたのか?――住宅の分析を通じて、都市を考えようとする一冊 饗庭伸
書評その他 政府政策「新しい公共」を体系的に整理した初めての書――ミシェル・フーコーの統治性研究を分析枠組みにして、公共哲学面から「新しい公共(空間)」政策言説の意味を明らかに 石割信雄
書評その他 「科学」だけではなく「市民の価値」が必要――非専門家にとっての声をあげるきっかけ、専門家にとって心に留めるべき戒めの書 原田浩二
書評その他 中米両体験から創造された多角的視点と活動、現状の低迷を打ち破る鍵――独自の見解、行動を切り拓いたアイダの生涯に焦点を当てる 菊池一隆
書評その他 人間中心主義の克服の裏にある、大量死と燔祭に対峙する倫理――ウェルズの書き直しからヒロシマへの最初期の応答、アヴァンギャルド詩集までをも含んだすべて初訳の作品集 岡和田晃
書評その他 「犠牲」の一般化と「スピリチュアリティ」の位置――数多くの屈曲を持った大江の小説を、モチーフの変遷を追いながら一貫した視点で読み解く 宮澤隆義
書評その他 文藝峰という女優の軌跡を追いながらも、朝鮮映画における「女優史」という切り口を提示――女優でもある著者らしい関心がうかがえる 門間貴志
書評その他 「詰め組み」の手わざとそのゆくえ――内容と形式が不即不離な本の時代に、杉浦康平と写研の協働の軌跡をたどる書 本紙編集・米田綱路
書評その他 強い者も本来は弱い者である――医療倫理、技術倫理、環境倫理をいずれも科学技術に関する倫理と捉えた上で、それらを「弱い存在」との関係において考えるユニークな試み 小林道太郎
書評その他 ホロコーストを生き延びた写真家――彼の瞳に映った人間の真の姿とは
四十年余を経てついに綴った実話に基づく短編集
森田千春
書評その他 北欧で人気を誇ったミステリー作家、最後の作品――CWAインターナショナルダガー賞を受賞 品川暁子
書評その他 小森孝一氏の連続インタビューから見える佐原への想いと見事な都市再生――おどろくべき行動力であり、その説得力がまちを動かした 西村幸夫
書評その他 鴎外を理解するうえでも大きな助けとなる徹底解読本――鴎外初期の代表作『舞姫』を納得しながら読み進めて、理解していくことができた 村木哲
書評その他 杉浦デザインの発想の土壌を開示する――神戸芸術工科大学が取り組んだプロジェクトの成果 新庄孝幸
書評その他 停止しながら写真を撮り続けていこうとする意思が感じられる――仲宗根香織の写真を見るためには、注意深くあらねばならない 岡田有美子
書評その他 彫刻の素晴らしさを改めて発見することができた――彫刻とは人間の本質であり、決して絶えることはあり得ない 宮田徹也
書評その他 自伝という形を取った戦後思想史――著者の批評精神はいまなお健在である 中村勝己
連載 新刊目録 6・17 ~ 6・23 編集部
連載 刑法175条という魔女狩り――監督 セバスティアン・マイゼ『大いなる自由』 殿島三紀
連載 その197 小石先生との最後 凪一木






サイト限定連載

図書新聞出版
  最新刊
『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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