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第3480号 2021年01月23日 (土曜日)
今週の一面 「事典」を超えるために――旅するように、街歩きするように頁を移動していく 鼎談 石田勇治×柳原伸洋×宮崎麻子
書評その他 自己変容としての実践というデリダ哲学のあり方を描く――この書それ自体が、デリダ哲学の研究書であるのみならず、行為する書物 長坂真澄
書評その他 哲学の書であると同時に、強烈な哲学批判の書――自由や自由意志にまつわる形而上学の「化け物」が育たないようにするべく本書は書かれている 植原亮
書評その他 生き延びるのだ――過去への愛惜、そして現在に対する肯定と未来への希望 岡嵜郁奈
書評その他 「精神的歴史家」としての作家のレトリック――アメリカの国家創生言説には「嘆きのレトリック」が織り込まれてきた 中西佳世子
書評その他 長すぎた晩年――学術批評ならぬ学魔批評の独壇場 巽孝之
書評その他 長い演劇人生の集大成として書きあげた、緻密な構成の、ずっしりとした手応えの作品――原作の台詞の知的で洒落た味わいをみごとに伝えている 桑原文子
書評その他 生そのものへの詩の拡張――詩人としての中尾太一の新たな冒険が賭けられている 野村喜和夫
書評その他 政治力学の真実をついている――400年以上前に書かれた言葉から、21世紀のリアルな暴君のあの姿、この姿が次々と立ち現れてくる 水谷八也
書評その他 戦後日中関係史の謎を解明するジャーナリストの技術――日中国交正常化への佐藤栄作の熱意 神田豊隆
書評その他 男性の育休を阻むといわれてきた「職場の雰囲気」を明らかに――著者自身の育児経験からのリアルな問題意識 巽真理子
書評その他 難民の生をめぐる不確実性という根源的条件を照射する――難民として暮らす人々と私たちの間に新たな共同性を築くための思想的一歩 山本達也
書評その他 法理論は専門家のパズル解きではない――法理論の実践性という著者の眼差し 郭舜
書評その他 小説が創出されて読者に届く仕組み――書誌学的アプローチによって小説をリスト化して提示しつつ、単行本、新聞、雑誌などの出版媒体別に、どのような作品が発表されたか 和田とも美
書評その他 日本文学研究者に大きな「宿題」を課す書――〈外地〉の視点で、当時の戦争文学と中国表象に切り込んでいる 中山弘明
書評その他 人新世におけるあらたな実存の書――人間が、非人間的な事物の世界に住みついているということを、魅力的なしかたで描きだす 飯盛元章
書評その他 人々の豊饒な日々の時間を照射――旅は偶然がものを言う 皆川勤
連載 震災の風化とコロナという現実を重ね、終わってはいないと思わせる映画――林海象監督7年ぶりの新作『BOLT』がようやく劇場公開 伊達政保
連載 作りものや作為を感じさせない 小嵐九八郎
連載 新刊目録 12・25 ~ 1・7 編集部
連載 「バカにつける薬」は売れない、の巻 秋竜山
連載 その79 荒れる現場 凪一木
連載 もう、この気持は抑えようがない――三島由紀夫 最後の言葉⑦ 対談 三島由紀夫×古林尚
その他特集 書くことを大事にした「夢の本」――「巻措く能わざる」一冊 鼎談 林浩平×吉増剛造×小池昌代






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『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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