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第3469号 2020年10月31日 (土曜日)
今週の一面 フランス革命の影の主役――死刑執行人・サンソンの苦悩の生涯 対談 西川秀和×安達正勝
書評その他 「世界文学」の編集力学を追い、新たな「読みのモード」をも示唆する――英語圏と露語圏、理論と実証の双方から〈大人の事情〉を丸裸にする痛快な一冊 岡和田晃
書評その他 魅惑の憲法理論――圧倒的スケールで語る憲法価値の転換 大林啓吾
書評その他 民主主義の未来、上から見るか? 横から見るか?――「世代間の意識の違い」を理解した上で「一緒に」民主主義をアップデートしようとする姿勢の重要性 秦正樹
書評その他 私的アーカイブで探る戦争――世代間の分断を埋めるツールとしての映像の活用方法を模索する 鳥羽耕史
書評その他 だれも排除しない理想の「わたしたち」――沈黙を余儀なくされてきた女性たちが慎重に、しかし凛として語りはじめる 山田雄三
書評その他 己の〈魂〉を売らず、〈肉体〉を売らず、〈労働〉のみを売る――労働者を取り巻く問題を顕在化させ、労働者を〈盲動〉から救うこと 鴨川都美
書評その他 緻密な分析をもってヨーンゾンの詩学をめぐる問題を新たに捉えなおす――待望の日本語によるヨーンゾンの専門書 西尾悠子
書評その他 いまこそ人類の英知を――一ページ、一ページに貴重な情報が詰まっているうえに、理知的な考え方とは何かを体験出来る良書 尾之上浩司
書評その他 学生と教員の間に望まれる健全な知的関係を取り結ぶ――ゲーム研究においても外せない学術の核について 高橋志行
書評その他 現実と象徴の狭間で紡ぎ出される寓意に満ちた文体と圧倒的な構想力――「ポストコロナ」の文学的課題の一端を垣間見ることができる 宇野木洋
書評その他 植物は「夢」を見るのか?――どうして、日常の節々に書き手の「私」は「幽霊」的なものを見てしまうのだろうか 鳥居万由実
書評その他 血の通った作家像が揺曳――学知と表現を往還する綿密な実証によって、根拠に基づいた作品解釈が立ち上がる 小澤純
書評その他 巨大な読者層を動かした時代の力とはなんだったのか――“滋養”豊富な新しいコトバを多く産み出すために 小林広一
書評その他 「救済」がいかに切迫した要請であったのか――「歴史の屑」を延々と拾い集める「歴史叙述」の身振り 田中純
書評その他 高見順を通して見た昭和史――一人の人間として高見順が時代情況とどう関わってきたのかが鮮明に浮かび上がる 久保隆
書評その他 ナチス・ドイツが出来事をいかに操作したかを軽やかに描く――きわめて些細な出来事に絞って、その凡庸な恐怖を点描 澤田直
書評その他 連帯の持つ強さと尊さが脈々と流れている――女性たちが声を上げるとき、その視線の先には傷ついた同朋がいる 岡嵜郁奈
連載 フランスの変容?――阿部良雄とマルク・フュマロリ 関大聡
連載 新刊目録 10・4 ~ 10・10 編集部
連載 馬鹿になるとは、どーいうことか、の巻 秋竜山
連載 スケールの大きい思想的な小説――パリュスあや子著『隣人X』(本体一四〇〇円、講談社) 小嵐九八郎
連載 フランス革命の影の主役――死刑執行人・サンソンの苦悩の生涯 対談 西川秀和×安達正勝
連載 重厚な文体で綴る逆井三三の明治歴史小説(「遠近」)――老齢の安倍晴明の活躍を描く笹村なほの王朝小説(「文華」) 志村有弘
連載 愛とは何か、信仰とは何か、そして生きるとは…… 休蔵
連載 その68 頼りになったセコい奴 凪一木






サイト限定連載

図書新聞出版
  最新刊
『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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