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第3451号 2020年06月13日 (土曜日)
今週の一面 点を線に、線を面に――包括的にラテンアメリカ文学を捉える「専門的入門書」 寺尾隆吉氏インタビュー
書評その他 「無気味なもの」の向こう側――批評の「トレンド」に応答しつつも、心理学、現象学、そしてラカン理論に対する著者自身の揺るぎない関心にもとづき、ポーという作家の特異性に焦点を当て、ポー文学の本質とは何かを探究する 福島祥一郎
書評その他 脱暴力的な地平を想像するために――国民国家が含む二元化の暴力を、新たな観点から考察 内藤千珠子
書評その他 オブジェの流れと言葉の流れが響き合う――森村泰昌の本気遊びは、ここで本気の本遊びとして発揮されている 篠原資明
書評その他 生きる覚悟が定まった瞬間――わたし(たち)は、すべて、現在を生きている「人」たちなのだ 植田隆
書評その他 アートとビジネスのあるべき姿とは何か――自身が人間らしく生きる姿を探す機運が、本書に含まれている 宮田徹也
書評その他 原発避難の当事者が問う復興政策――ふるさと喪失への償いと地域再生を求めて 除本理史
書評その他 オピオイド依存の問題を、地上レベルで捉えようとする執念――きわめて具体的な記述の集合から、問題の実相を慎重に浮かび上がらせる 小平慧
書評その他 「操欲」せよ!――自分でできることとできないことを適切に区別する困難に向き合うことを提案する 永田希
書評その他 われわれも大学の自然をふたたびみいだせるのだろうか?――本書は既存の大学や学生をめぐる言説にたいする「ペスト」である 白石嘉治
書評その他 「美学の廃墟」の美学――悲しい地名の由来や歴史について、資料と 想像を駆使して語った「ガイドブック」 藤田直哉
書評その他 沈黙させられてきた者たちの声に耳を傾ける――じっさいに起こった事件をモデルに世に放つ力強い告発小説 林みどり
書評その他 専門性とリーダビリティの両立――本書が、多くの学部生の手に取られますように 下楠昌哉
書評その他 ソ連という時代に生きていた人びとの「声と体感」――生の声を汲み取ろうとするとき、そこに軽重はない 源貴志
書評その他 メディアのさまざまな「結節点」に読者を誘う――メディアの背景にある時代精神や政治性に焦点を当てる 柳沢秀郎
書評その他 たとえ人類が滅んだとしても。ふたりは永遠。――二人の女性の生涯を通じた友情の物語 立原透耶
書評その他 暮らしの足元を見つめ一〇〇年先の未来を見据える快著――働く人々の「生きるための技術」を明らかにした労作 德永光俊
書評その他 歴史―現在認識の支配的パラダイムからの断絶を図る――「テロルの時代」を生き抜くための「明晰な認識」の重要性 宗近真一郎
書評その他 奥深さのある歴史小説であり抵抗のハードボイルド――仄暗い時代、名もなき人々の営みを活写する高城高の筆の冴え 松本寛大
書評その他 言葉にはやはり「モラリティ」を確保して使いたい――根拠のない噂話が「事実」のようにまかり通るとどうなるであろうか 川成洋
書評その他 民主主義という合衆国の理念とその文学的表れ――厳格な「個」から多様性をもった「群衆」の文化へ 小椋道晃
書評その他 事実か虚構かを問わず物語に満ちた都市は魅力的――函館を新たな「歌」と「文学」が生まれる場所にしていく 忍澤勉
連載 現代権力論――権力悪を支えつづけるもの④ 添田馨
連載 新刊目録 5・19 ~ 5・25 編集部
連載 声とボール 杉本真維子
連載 アベノマスクが小さいどころか、の巻 秋竜山
連載 外部性の消滅とモダニティの再検討 岡和田晃
連載 その50 挫折 凪一木






サイト限定連載

図書新聞出版
  最新刊
『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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