書評/新聞記事 検索  図書新聞は、毎週土曜日書店発売、定期購読も承ります

第3372号 2018年10月27日 (土曜日)
今週の一面 侵攻五〇年の街を歩く――歴史というものはだれかが関心をもち、語り継がなければ、事実さえもねじ曲がり、容易に修正されるかよわいものである 増田幸弘
書評その他 この日本社会の「救いのなさ」の「救いよう」を論じる――ラファルグの系譜のそのさきに水木しげるが呼びもどされる 入江公康
書評その他 歴史を踏まえて街を理解する――歴史都市を都市空間の変化のプロセス、及び文化的背景や風土を紐解きながら紹介 麻生水緒
書評その他 おのおのの地域で展開した前ラファエッロの運動の意義や特徴を詳らかに――近代という時代にしか起こりえなかった現象といえる 荒川裕子
書評その他 牧師が伝統的身分から一つの職業へと移行していく時代の産物――教区牧師、あるいはその職を志望する者のために書かれたマニュアル本 曽村充利
書評その他 全共闘運動が時代を超えて残したもの――想像するしかなかった日大全共闘運動の全体像とその流れが解明されている 三上治
書評その他 私たちはどう生きるか――この世の矛盾そのままに、アメリカ社会の縮図を思わせる 大工原彩
書評その他 誤解や無理解が当事者にどのように受けとめられるか――他人との「見えない違い」に名前を与えられること 永田希
書評その他 人生を肯定するまなざしが溢れている――自分自身に納得できる役付けをして他者とのリアルな関係を主体的に懸命に築いていくことが人生なのかもしれない 佐藤みゆき
書評その他 フォトジャーナリズムの古典の、本邦初となる完訳本――問題は人間を巡って起こり、解決に動くのも人間、人間を動かすのもまた人間でしかない。本質は変わらない、本書はそう教えてくれる 日高優
書評その他 郊外社会の持続的な発展への処方箋――日本の郊外社会における分断の実態、再編への展望 毛利康秀
書評その他 「最暗黒のイングランド」ニコルに迫る――現代を生きる私たち自身の「弱者」に対する姿勢をも顧みさせ、人間性そのものについて考えさせる、実に中身の濃い、それでいてとても面白い、心奪われる一冊 田中孝信
書評その他 社会科学や人文学の観点からの「トラ学」――著者自身の経験や具体的なエピソードに富む入門書 小倉匡俊
書評その他 なぜ女性団体は戦争を支えたのか――愛国婦人会・大日本国防婦人会等を軸に、総力戦を支える女性団体を主要なアクターとした現代史叙述 長志珠絵
書評その他 「説話」に刻まれた「近代」――「足許からの近代」を庶民信仰の場から問うた好著 山田厳子
書評その他 不屈、叛骨の新聞人鳥居素川の本格評伝――白虹事件から百年、再評価の契機となる大著 三輪智博
書評その他 野生生物との今後の共存のあり方――近年は、ハトを頻繁に見ることはほとんどないといえるが、ハトもまた、やがて消えゆく運命にあるのだろうか 室沢毅
書評その他 長篇詩を貫く並外れた強度、駆動力、モチベーションを可視化――多層性によって読者に揺動を呼び込む効果は、概要をストレートには伝えない 奥間埜乃
書評その他 喩はどこで寓話に接近し、どこでそこから離れるか――文字によって露呈するフィクションの強さと危うさ 山本浩貴
書評その他 プルーストのエッセンスを余すところなく解明――著者の長年の研究成果が時を経て熟成された 増尾弘美
連載 なぜこのような青春グラフィティ映画にしてしまったんだろう――新生若松プロダクション映画製作再始動第一弾『止められるか、俺たちを』 伊達政保
連載 空腹には芸術も通じない?、の巻 秋竜山
連載 手もと、足もと、ちょっと向こう。 ベイベー関根
連載 新刊目録 10・5 ~ 10・11 編集部
連載 北村くにこの二代にわたる商家の物語を描く規模雄大な作品(「人間像」)――本千加子の大正・昭和期の大阪・大和郡山の遊郭に生きた女人の物語(「黄色い潜水艦」)。資料的価値の高いエッセー群 志村有弘
連載 一九八四年の保守論壇 (二)――重要な分水嶺は、「事実」を尊重しようとする態度の有無にあったのではないか 藤田直哉
その他特集 ランバレネと「プラハの春」、あるいは経験の不在――チェコスロバキア近現代史の折り返し地点としての「プラハの春」から50年 中井杏奈






サイト限定連載

図書新聞出版
  最新刊
『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 なめらかな世界と、その敵
(伴名練)
2位 石川九楊自伝図録 わが書を語る
(石川九楊)
3位 罪の轍
(奥田英朗)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 一切なりゆき
(樹木希林)
2位 一人暮らし
わたしの孤独のたのしみ方
(曽野綾子)
3位 のっけから失礼します
(三浦しをん)

取扱い書店企業概要プライバシーポリシー利用規約