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第3282号 2016年12月10日 (土曜日)
今週の一面 文学に政治を持ち込め!――文学によって、人の無意識の領域に手を入れていく 星野智幸
書評その他 重く複雑なリアリズム――軽やかな想像力とはかけ離れた、カルヴィーノの前期と後期を結ぶ重要な小説 橋本勝雄
書評その他 不正な法に従う道徳的義務はあるか――法哲学の根本問題に挑む 瀧川裕英
書評その他 古澤平作の精神分析と仏教の関係について貴重な知見を提供――新たな日本人論の可能性を予感させる書 岩田文昭
書評その他 どうすれば核の暴走を止められるのか、問いに答える手がかりを多方面から提供――核兵器の存在を支えてきた価値観が大きく揺らぐとき、核はなくならないという世界的な常識も揺らぐ 川崎哲
書評その他 俳人・森澄雄の波乱の人生――さまざまな文体を取り混ぜた引用は、さながら万華鏡のようである 坂本宮尾
書評その他 めくるめくようなテクスト分析――1980年代アメリカでおこった脱構築は、一過性の批評ではなく、言葉と世界と自分との関係性をさぐる根源的な洞察を宿していた 下河辺美知子
書評その他 朝鮮儒学においていったい何が問題とされたのか――「理と気」という概念を中心に丁寧かつ執拗に説く 小倉紀蔵
書評その他 「自民族中心主義的な神話」に基づく従来の研究視点に疑問を投げかける――通説に対する見事な挑戦、非常に刺激的な観点からの研究書 林義勝
書評その他 私語りと社会学とのあいだをぎりぎりのところですり抜けようとする――一方的な説明や解釈、安易な共感を避けようとする慎み深さが出発点に 野上元
書評その他 異質な世界を理解する技法――難しい調査用語に回収することなく、リアルな経験に照らして親切に解説 筒井淳也
書評その他 現代平等論の展開を俯瞰する――今日の分配的正義論において、何が、どのように議論されているのかを理解したい読者にとっての必読書 藤岡大助
書評その他 比類なく美しい師を思う悲しみ――著者もまた俳の系譜に遠くつらなっている 大井恒行
書評その他 往ったものは、また還ってくる――センテンスの長さに、性急さ必死さのような思いを、生きていることの証しとして描像する 久保隆
書評その他 困難な時代を生きる上でのヒント――講研究会の生産力の高さと執筆者たちの熱意に、ただただ敬服 林淳
書評その他 隊長ジョン・ハントが綴ったエベレスト初登頂記の決定版――チームワークと酸素補給による勝利 大野秀樹
書評その他 原発依存から、完全な脱却を図るべきだ――わたしたち一人ひとりが積極的に担っていくしかない 宗近藤生
書評その他 美術館とは、博物館とは何かという根底的な問い――我々は本当に仕事をしているのだろうか、生きているのだろうか 宮田徹也
書評その他 異物を抱えた真珠貝の分泌に造形の理路を探る――突き詰めた鍛金の造形思考・凛として透徹した言葉の訓育 稲賀繁美
書評その他 ミクロストリアの面目躍如――グローバル化時代の歴史研究のありように一石を投ずる魅力あふれる論文集 北原敦
書評その他 官僚主義の行き着く先は――ホロコーストの「失われたパズルのピース」としての女性に着目する 増田幸弘
書評その他 貴重な地域モノグラフ――分厚い蓄積のある大阪の都市社会政策/社会福祉史研究や近現代「部落史」研究の成果をよく咀嚼し、縦横無尽に引用している 杉本弘幸
書評その他 惻々と悪寒を誘う、不穏な句集――七七歳の少年俳人はふたたびの世界との相対に震えて詠む 大和志保
連載 象徴と民心③――有識者会議とヒアリングへの批判 添田馨
連載 ハガキのお宝、の巻 秋竜山
連載 新刊目録 11・16 ~11・22 編集部
連載 「思考する新たなコギト」が撃つべきシステムへと跳躍せよ 岡和田晃






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1位 捨てられる銀行2 非産運用
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2位 捨てられる銀行
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