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第3279号 2016年11月19日 (土曜日)
今週の一面 文学のエスノグラフィ――名もない人たちの歴史に繋がっている文学と格闘する 対談 金子遊 × 富岡幸一郎
書評その他 破局をはらんだ日常のなかで夢見ること、生きること――片渕須直監督・こうの史代原作『この世界の片隅に』 片岡大右
書評その他 終末や死への憧憬が不条理な生への回帰に転換――作家の想像力が宇宙に飛翔した「氷三部作」完結 岩本和久
書評その他 生活と芸術と学問が共振する美の可能性――異形たちは美しく、妖しく、怪しい 飯倉義之
書評その他 “七月の精”から“かぐや姫”へ――この上なくかっこいい女性の成長物語 中山文
書評その他 ロシアの劇場、演劇大学、演劇学校の歴史を詳しく紹介――ロシア演劇について知るべきことの多くが網羅されている貴重な一冊 安達紀子
書評その他 マティス研究の長年の研鑽に裏打ちされた労作――未公開の草稿的な資料に基づく検討は、貴重な基礎研究としての意義を持つ 天野知香
書評その他 ナイーブな「鮎川信夫」像の登場――共感と問題意識を読む側に喚起してくれる 宮崎真素美
書評その他 第26代米国大統領・ルーズベルトの探検家としてのアマゾン旅行――1600キロの謎の川をブラジルの地図に記入した 大野秀樹
書評その他 日本浪曼派の思考と感性の有様――今一度、保田與重郎たちの声を現在へ反照させるべきだ 久保隆
書評その他 権力と宗教との関係をいかに捉えるか――世界の歴史と現在のなかに日本を位置づけていく 新井健一郎
書評その他 人間ならではの「賢さ」とは?――介護の現場におけるさまざまなインタラクションが極めて丁寧に、軽妙に語られている 竹内勇剛
書評その他 「被災者の顔の見える」地域再生の現在――人びとは「意思決定の連続」をどう生き抜いてきたのか 田中重好
書評その他 消費者自給農場、市民耕作者集団、そして農業生物学徒として――農の原理的探究をベースとした在野の論客、明峯哲夫の著作選集 中島紀一
書評その他 人文・社会諸科学の「統一性」を呼び戻すために――「社会学的想像力」の回復を志向するライールの呼びかけ 鈴木智之
書評その他 方法論至上主義の授業を斬る――文学研究者にも衝撃を与える重い内容 関口安義
書評その他 「文化振興」に矮小化される「アイヌ政策」を批判――表象と政治のねじれた関係を解きほぐす 岡和田晃
書評その他 英文学研究と「他なるもの」との対話――本格的な学術書であると同時に、いい意味で文学批評をはみ出した構成と内容 藤井光
書評その他 正しい思想はどれだけ歴史が圧殺しても、時代を越えて花開く――相楽総三の少年時代から最期まで丹念に描いている 末國善己
連載 渡世の仁義はヨーロッパでも変わらない――渋さ知らズ・ヨーロッパツアー報告第三弾 伊達政保
連載 アベシンを現在にどう甦らせるか。 ベイベー関根
連載 台湾で生まれ育った日本人の記録――ホァン・ミンチェン(黄銘正)監督『湾生回家』 殿島三紀
連載 『ジェリーフィッシュは凍らない』(東京創元社)を出版した 市川憂人
連載 元陸自レンジャーの社会 活動家・井筒高雄の巻25 前田和男
連載 象徴と民心②――象徴界の言語 添田馨
連載 画家はやめられない、の巻 秋竜山
連載 新刊目録 10・26 ~ 11・1 編集部
連載 石を投げて呼ばない 杉本真維子






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『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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